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「ワールドウォーZ」観たよ (2013.08.23)

さて「ワールドウォーZ」みてきました。

ある日謎の病原菌によって世界中がゾンビになってゆく冒頭から、主人公ブラピ扮する元国連職員が原因究明の地獄巡りをするお話し。
いわゆるゾンビ映画ですが、新作ができるたびゾンビルールがブラッシュアップしてゆきます。
例えば本来ゾンビはゆっくり歩く、というのが2000年代から走ります←これは発明!
今作では音に反応します。つまり静かだと気付かれないというわけ←ここが肝

携帯電話が普及しだした頃ですが、帰り道にカミさんから私の携帯に「醤油を買ってきてくれない?」と。もちろん購入はしましたが、玄関開けるや「お使いのために携帯電話買ったんじゃナイヨ!」と今思えば大人気ない態度をとってしまいました。
「ワールドウォーZ」の主人公ブラピが出かけに「こっちからTELするから」と奥さんに言ったにもかかわらず、ただでさえチビりそうな状況で奥さんからの着信音が鳴ります。旦那を始め米軍の猛者たちが涙目でゾンビ達と応戦する羽目になったのに、ブラピは折り伝にて奥さんに「いや~ちょっと大変だったYo!」だって。
男が仕事に出ていれば無用な電話はダメなんです。おそらく劇場内の男達はブラピの奥さんに対して「死ね」と念を送ったことでしょう。
でも一緒に見に行ったカミさん曰わく「こっちからかける」と言うこと自体怪しいとのこと。うーん…そういう問題か?

有事において男が世界の目線になるいっぽうで、女は常に醤油や身内の心配をするものなんですかね。ゾンビ映画は制作された時代ごとの多数派に対する少数派の怯えが描かれていると言われていますが、本作では世界に広まる貧困層がゾンビのメタファーかと思わせていながら、じつは男は外で仕事(ゾンビ退治)、女は家で待つと(雑魚寝で心配のみ)、いささか男尊女卑なテーマを感じずにはいられませんでした。
本作の宣伝の仕方についてゾンビ映画であることを隠蔽してケシカランとの物議が一部でありましたが、「お宅の家族はどうなの?」という投げかけが見て取れるぶん、キャッチコピーの「守るのは世界か家族か」という方向はあながち間違ってないのかと。

しかし世界中がゾンビになってゆくんであれば、逃げる恐怖に縛られるより案外噛まれちゃった方が楽?かもなんて、横並び、同調圧力、赤信号みんなで渡れば的な自分をみたよ。オススメです。


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