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2014/07/19
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2014/05/02
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2014/04/01
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TOP > cafe トネリコ 日記 > 極小映画劇場 vol.11「スネークフライト」
こんにちは、店主です。
さて、今回は「スネークフライト」という航空機パニック+動物パニックのお話。
あらすじは、ある組織の殺人を目撃した男が乗る飛行機に、組織が毒蛇や馬鹿でかい蛇を仕込んで男もろとも飛行機を落とそうとする話。
どうですか。よい映画とは3行であらすじが書けるといいますが、本作もそんな映画です。
次々と毒蛇が乗員乗客を襲います。トイレ中のカップルや、就寝中おばさん、パイロットなど。それこそ噛んだり締めたり飲み込んだりと、蛇によるハウトゥキルがてんこ盛り。蛇嫌いには気絶モノのシーンがトゥマッチ過ぎます。
クライマックスはパイロットもやられちゃったので、ある人物が違反ギリギリのウルトラCでタッチダウン!
以上、あとは見てみれ!という感じ。
さて、飛行機パニックと言えば「エアポート」シリーズが王道ですが、店主としましては是非「乱気流(タービュランス)」をお勧めします。
あらすじは、ある殺人犯を護送する飛行機が乱気流に巻き込まれて、犯人と2人っきりになってしまったスチュワーデスが頑張る、というお話。
どうですか、3行以内のプロットですよ。ですから面白いに決まってます。
特に犯人役のレイ・リオッタが相変わらずの「オッカナイ」人をやってます。
かつては「フィールドオブドリームス」や「コリーナコリーナ」など好人物な役柄もありましたが、90年以降はもっぱらワルかワルかワルしか記憶にありません。
そう言えば「ER」で患者役のエピソードがありました。もちろん一人殺ってます。
入院中のレイは最後に別れた息子に会いたいと願いますが、冷たく拒絶されたまま息をひきとります…この1話でその年のエミー賞(ベストゲスト賞かな?)をウィン。
さて、そんなレイとタイマンをはるスチュワーデスですが、当初は男に振られたり、自分に自信がもてなかったりして随分内気な女子なんですね。
ところが同僚の仲良しスッチーや運転手までやられちゃって、もう最悪な状況なんです。でもってレイは頭も相当イッちゃってるものだから、彼女を小馬鹿にしながら追い詰めてゆきます。
ところが「もオっキレたわよ!」と、恐怖や痛みに耐えて耐えて耐えてからの彼女の反撃戦が始まります。
このシーンは正に任侠映画のように「待ってました」てな感じで、観ているこちらも大興奮の展開となります。
負け犬の私生活からの立ち上がるひとりのオンナ。
後の展開は涙無しでは観られません。独りで飛行機を操る姿は惚れ惚れします。
今回は何のかんので2本立てとなってしまいましたが、飛行機パニックに佳作が多いのは単純なプロットと、離陸から着地までの一本道のドラマだからでしょうか。