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2014/07/19
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2014/05/02
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2014/04/01
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TOP > cafe トネリコ 日記 > 極小映画劇場 vol.10 「リトルミスサンシャイン」
こんにちは、店主です。
早速ですが、タイトルにあるミスサンシャインとは美少女コンテストの名前。
本作はオリーブという女の子が、家族とともにミスコンの本大会に向かい、家に帰るお話です。
父親、母親、おじいさん、伯父さん、兄、妹オリーブのそれぞれが多少の問題を抱えていますが、旅の途中で各々の問題が少しずつ「良い方向」へと進みます。
ありがちなお話と言ってしまえばそれまでですが、それで本作を逃してしまうのは、勿体ない気がします。
店主は本作については殆どノーマークでした。というか、評判が良いのは知っていた程度で、プロットすらうろ覚えでした。その状態で見たからでしょうか、とてもオリジナリティ溢れる家族であり、物語の起承転結に膝をポン!と打つばかりでした。
本作を製作した方々は言っては申し訳ないですが、自身のハードルを上げ過ぎて次なる作品以降に苦しめられるでしょうね(自作は未見ですが、苦戦の模様)。
世に言うヒットメーカーとはつくずく偉大な才能と運を呼んでいるんだな、と思いますよ。
つまり、それだけ「リトルミスサンシャイン」は神懸かりな一本だと言えます(一本ない人口のほうが店主含めて圧倒的なんですが)。
よってもって、未見の方であればTSUTAYAであらすじを見ずにスタートさせて頂きたいな、と。もしかしたら冒頭の家族のお話と言うことですら不要であったかも、です。
余談ですが、母親役のトニ・コレットさんですが、最初と最後に印象が変わる女優ですね。「インハーシューズ」でも美人だけど頭の空っぽなキャメロン・ディアスの冴えない姉貴役ででてますが、まあ、最後には綺麗に見えることったら。本作においても同様に良い仕事していました。
監督のなせる技かとも思いますが、彼女の役者としての才能も大きいんじゃないでしょうか。偉そうだけんども。
何の情報も無く映画を観ることが殆ど不可能だからこそ、タイトル無しのチケットを渡されるような仕方で良い映画にぶつかるって理想ですね。あくまでも結果論ですが。
そう言えば昔はスニーク・レビューって試写会がありましたが(よく雑誌ぴあで実施してました)、まさにそんな感じなんでしょう(「アリゲーター」という超大好きな映画がそうやって試写会してた)。
とにかく、「リトルミスサンシャイン」見てみれ!